事業内容

メラミン焼付塗装

メラミン樹脂焼付塗装

もっとも一般的な焼付塗装で、比較的安価に入手できます。塗装膜も硬く耐久性もありますので、工業製品として幅広く使用できます。色や艶、模様などについて選べる幅が広いので空調された室内で使う製品などにはこの塗装が多く使われています。

エポキシ変性メラミン樹脂焼付塗装

少量のエポキシ樹脂のブレンドされたメラミン樹脂塗料を使用します。薬品などに対する性能がメラミン樹脂塗装より勝りますが、屋外では長期の光沢保持が劣ります。明るく薄い塗装色にはあまり向きません。この塗装については、現在、需要の関係からメラミンに比べて塗料の製造にやや時間がかかり、その分納期が長くなります。

用途

電気機器、鋼製家具、各種事務機器

アクリル焼付塗装

アクリル樹脂焼付塗装

酸やアルカリ等といった薬品、屋外などの湿度の高い場所や日光や風雨にも強く、光沢を長期にわたり保持します。メラミン焼付塗装より一つ上のクラスの焼付塗装といえます。 焼付温度はメラミン樹脂焼付塗装よりやや高くなります。

用途

• 家庭用電気機器（空調機器、暖房機器、瞬間湯沸器、ガスレンジ他）
• 事務用電気機器（ショーケース、自動販売機、空調機器、その他）
• 車両道路関係（自動車部品、電車内装他）
• 住宅関連機器（スチールサッシ、間仕切り、ブラインド他）
• 鋼製家具類（スチールデスク、ファイリングキャビネット、ロッカー他）

ウレタン自然塗装

ウレタン樹脂塗装（イソシアネート硬化型ウレタン樹脂塗装）

塗装の際に、主剤（主にポリオール）と硬化剤（主にイソシアネート）の２つの液体塗料を混合して塗装します。その後、化学反応による塗料の硬化が始まりますので、自然放置しておくことで塗装膜を硬化させます。
また、80度程度の低い温度で加熱することで塗料の中の有機溶剤を飛散させ、硬化を早めることもできます。（強制乾燥）
基本的には加熱しないでも硬化するため、表面がこの塗料におかされない製品であれば、金属からプラスチックまで幅広く利用できます。

用途

油圧機器、自動販売機、配電盤、照明器具、スチール事務品、木製家具、アルミ素材、FRP、各種プラスチック（ABS、塩ビ、アクリル他）、湯沸し器、電気ポール他

粉体塗装

粉体塗装

塗料中に有機溶剤や水等の触媒を用いず、塗膜形成成分のみにて配合されている固体であり、合成樹脂、顔料を中心として必要に応じて硬化剤、添加剤、フィラーなどを配合し、均一に加熱混練された分散体を冷却後、所定の粒度に微粉砕、そして分級された粉末の塗料です。
その使用目的は従来の液状塗料と同様に美装用として（外観、色調など）、また保護用として（防錆、強度、耐薬品など）工業用塗料の用途に広範囲に利用することがきます。
高電圧をかけ、霧化帯電した塗料をアースした被塗物に静電引力で吸着させる方法です。粉体塗装は、被覆性に富み優れた塗膜性能を有し（強度、耐薬品性、耐食性、耐候性）、有機溶剤を使用しないため環境にやさしく、省資源化が可能です。

用途

建築資材、電気通信、自動車部品、道路資材、家電製品、家庭用品、ガス・水道、大型機械、鋼製家具

亜鉛溶射

亜鉛溶射

溶射は高硬度、高強度、耐摩耗、防錆、耐食、耐熱、断熱、導電性、絶縁性などの機能性を基材表面に与えるために有効な表面コーティング技術である。

用途

鉄製品